NLPトレーディング (ウィザードブックシリーズ 124)
エイドリアン・ラリス・トグライ井上実
読んだ。星二つ。★★☆☆☆
とりあえず、NLPのような話はあまりでてこないし、これを読んだからと言って即トレードに役立つようなことが書いてあるわけではないので定価で買うのはどうかと思う。(調べてみたら私はストロングバイゾンで見つけて半額くらいでマーケットプレイスで買っていた。)
そのなかでも、いいことも書いてあったのでメモ
そうだな、と思った点。
こんな信念をもっていたら破滅するよ、
というようなものとして以下のことがあげられている
「失敗戦略」 (こんな信念をもっていたら破滅する)
1 トレードとはゲームである
2 トレードに必要な訓練は仕事をすることで得られる。したがって最初に入念な準備をする必要はない
3 自分は少額の資金から大金を生み出せるので十分な資金は必要ない
4 自分は成功への方法を買うことができる
5 自分は資金管理や人生で自己規律を実戦する必要はない。なぜなら聡明さ、素晴らしいシステム、無限のリソースがあるからだ。
6 自分は資金を借りても、すぐに返済できる
7 自分はどこででも売買ができる
8 自分は売買システムを検証する必要はない。それが機能すると分かっている。
9 トレーダーの心理状態をとやかく論じるのはばかげている。
10 自分の目標は単純である。それは大金を稼ぐことだ。
確かにこれは言えると思った。
とくに、1のトレードはゲームである、と考えている人は多いような気がしている。ただ、そういう人は割とすぐに退場している気がする。おそらく、相場に対する思い入れがあまりないので、長続きしないし研究や努力をしないというのが原因なのではないかと思う。
自分もかつては7の自分はどこででも売買できる、というふうに思っていた。ネットカフェとかホットスポットとか、海外とか、実際いろんなところでトレードしたし・・。でもこの3年くらいはほとんどそんなことはしていない。なぜかというと、やっぱり、トレードは環境に依存することが多いから。回線スピードとかPCの処理スピードとか、モニターの大きさとか、キーボードの違いとか、マウスの感触とか、椅子の座り心地とか、照明の具合とか、周囲の音とか、そういう細かい点が積み重なってトレードの成績に影響してくるもんだと思う。
あとは9の心理か。システムトレードであってもこの心理というのが結構くせもので、調子がいいときはいいけども調子が悪いときや最悪の時には、システムを無性にとめたくなる。これは「もしもこのままシステムが通用しなくなったらどうしょう」という心理から生み出される恐怖が原因である。先のことはわからんので結局考えてもわからんのであるけども、そして、そういうときにシステムを止めるとその後すごく調子がいい、ということも多い。ただ、本当にそのままダメになるシステムもあるので、実に微妙な判断を強いられる。損失でやられて参って冷静でないときにこの判断をしないといけないのできつい。
あとは4か。自分は成功への方法を買うことができる。この考えは少し自分にもある。投資の本を読んだりDVDを買ったりということはやっているわけだし・・。ただ、これまでの経験上、書いてある通りにやってみてうまくいったことは残念ながら一度もない。それを自分なりにアレンジしてそれがみてうまくいったという経験ならあるので、成功を買うという発想が全くダメというわけではないと思う。

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