2009年12月29日火曜日

今年を振り返る(3)

 

さて今度は日経平均の推移を追加して運用成績と比較してみます。

zfund20091229

こうしてみると、やはり連動性はある程度あるようです。基本的には日経平均が上昇しているときには運用成績もプラスになっており、上昇相場の方が勝っているということが分かります。
この辺は自分の運用手法のイメージ通りという感じですね。自分の中では「日経平均が上昇相場ではもちろんプラスで、できれば日経平均よりもプラスの成績をだしたい。下落相場ではトントンかプラスで凌ぎたい。」というのがあります。もしもこれが可能であればどんな相場でも負けないわけですから。そういうい意味では現在のところある程度は理想に近い運用ができているということになります。これをもう少し説明すると例えば日経平均は現在10650円程度ですが、2007年の高値の18000円からすればまだまだ安いわけです。イメージとしてはこうした下げ相場に資産を減らさずに凌げたとすれば、もしも18000円にまた日経平均が上がるとすれば運用資産はその間は増えるに違いないわけで、つまり下げ相場でも負けない運用をして耐えることができた者だけが上げ相場のメリットを享受できるわけです。これが日経平均と連動する形で資産を減らしてしまったならば、日経平均がもとに戻ったとしてもよくてモトに戻るだけ。実際にはそのときは自分の持ち株はあまり上昇せず、あるいは下落するのがこわくて積極的に買うことができず、置いてけぼりにあうというパターンが多いのではないかと思います。

ただ、理想を言えば日経平均が上昇しいてるときにはプラスはもちろん、下落しているときにもプラスでいきたいわけです。これは今後の課題でしょう。今年も目標は毎月プラスにするということでしたが9月と11月にマイナスとなり達成できませんでした。この連動チャートを見ると、9月は日経平均も大きく下がっており、これに引っかかったんだなというのがよく分かります。まぁこの辺は自分の実力がまだまだこの程度ということです。また、今年は日経平均は底値からの上昇に勢いがありましたが、そうした勢いには全く乗れていないということも分かります。日経平均が大幅に下落したときには影響を受けず、大幅に上昇するときには影響を受けるという非対称的な芸当ができればいいもんですが、まだまだですね。こうしたことも今後の課題としときます。

2009年12月27日日曜日

今年を振り返る(2)

 

今年の成績はまだ確定していないけどもだいたい13%程度。昨年9月の時点の資金を100としてその後の運用成績をつけてみると以下のようになった。

zfund3

こうしてみると、1ヶ月で被ったドローダウンを回復するのに10ヶ月。ものすごい細かい刻み方で返している。まるで消費者金融で借りた人がコツコツ返済しているような様である。まぁそれでもなんとか返せただけいいとは思う。なにせ昨年の10月時点ではもうこれは最低で全治1年くらい。もしかすると全治2年かと思った。しかもこれまでの手法が通用しない可能性もあったので運用自体を停止するという選択も考えたくらいである。まぁ結果論から言えば継続していて良かったということになるけども、今後も同様のことが発生したときには、またそれが通用するのかどうかというのは全くもってあてにならない。

また、この成績のチャートを単なる株価チャートとして見ると、今年の8月に上抜けて、9月にまた下抜けて、10月から切り返して上昇しているので形としては昨年の9月の100のラインが今度は下値抵抗線になるというパターンに見える。あるいはまだこのドローダウンの倍返しの幅を上抜けないとまだまだ安心できるほどに回復したとは言えないという見方もできるのでそうするとあと10%ほどプラスを上乗せしないといけないなと思う。

2009年12月25日金曜日

今年を振り返る(1)


相場営業日としては今年もあと3日。まぁもうほとんど終了したようなもんなのでぼちぼち今年を振り返ってみたいと思う。

大まかに、思いつくこととしての今年のイベント

1 去年の10月から続いていたドローダウンから10ヶ月かかって回復したこと

2 本を沢山(500冊近く)読んだこと

3 ほとんどシステムトレードで運用したこと

4 あまりシステムを修正しなかったこと

5 手数料値上げで証券会社を2回も変わったこと

6 日経平均先物のデイトレやFXやオプションのシステムもすこしかじったこと

7 夏の暑さでパソコンが1台、とんだこと

8 パフォーマンスは約10%であること

9 カブロボとの契約を解除したこと

10 ストロングバイゾンを作成したこと

11 町内会の副会長をやったこと

12 夜9時には寝るようになったこと

13 酒を飲まなくなったこと

大ざっぱに言えば、こういう年だった。結論としては、良い年だったと思う。

2009年12月19日土曜日

システムの作り方のようなもの


最近仕事場を1Fから2Fにしたんですが、この部屋がエアコンがついてなくて結構寒いです。まぁPCが熱暴走しないから暑すぎるよりはいいんですが・・。

今月はこれまでのところ若干のプラス圏で推移してます。あと7営業日ですのでもう自分のなかではほとんど今年も終わったなぁ、という感覚ですが、かといってシステムトレードだとトレードをおしまいにするという理由もなく、このまま最後までやると思います。

今月やろうと思っていたシステムの開発ですが、できてません。やろうとしているアイデアはなんとなくあるんですがそれをやろうとするとかなり労力が必要ということが分かってきたためです。システムトレードの場合はこういうようにアイデアはあっても検証するのが大変過ぎて、もしもそれが機能しないようなものだったらあまりにも徒労なのでやめてしまう、あるいは保留にしとく、ということはよくあります。まぁこの辺は金鉱山の採掘のようなもので、穴を掘っても鉱脈に当たるかどうかというのは分からんわけです。しかし掘らないと分からない。掘るにはいろいろなコストがかかる。それをいかに確率よく掘り当てるかというのが腕の見せ所ということになるんでしょうね。

とはいっても結構経験を積んだとしても大抵は掘っても何もないのでがっかりするわけです。

私の場合には、痛い目に遭ったときになんか感じることがあって、それをヒントにしてシステムができることが多いんですが、こういう経験から逆算してヒントを得るというのは穴を掘って鉱脈を当てる確率を上げることにある程度は有効だと思います。ある程度はというのは結局はこれも外れることが多いのでちゃんと検証しないと分からないということです。

大抵は無意識で感じているようなことを意識に上げてきてルール化して検証してみるということになるわけですが、この無意識で感じていることは自分でもなんだかよく分からないようなとらえどころのないようなものなので、ルール化といっても簡単ではなくて結構手こずることになります。

システムトレードの場合は一回つくってしまえば、あとは楽です。ただ、そのつくるまでが大変ということで、裁量でやるのよりも楽というわけではないです。しかも昨日までは機能しているとしてもそのシステムが突然今日から機能しなくなるということも起こり得るので、そうなるとどんなに苦労してつくったシステムでも損失を生み出すマシーンと化してしまうのでとても痛いことになります。まぁなにごとも楽して儲かるというものはないということですね。

2009年12月10日木曜日

個人もグローバルに生きるのが自然


最近は本のこと書いてませんでしたが、相変わらず多読してます。そのなかで感じていることですが、デフレだか不況だか、株安だか、給料が上がらないかの理由で日本人は元気がないということになっていますが、どうも海外に行っている日本人は元気な人が多いのではないか、ということです。あくまでも仮説ですが。

まぁ株でもここ数年は中国株とかに投資している人が一番元気がいいはずですしね。日本株で元気がいい人というのは自分の周囲にはいませんね。

というわけで最近読んだ海外で活躍する日本人系の本ですが


裸でも生きる2 Keep Walking私は歩き続ける (講談社BIZ)
山口 絵理子

あの「裸でも生きる」の続編です。これはいい本です。1もいい本でしたがこの2もいい本です。できれば1を読んでからこれを読むほうが流れがよく分かっていいと思います。

「裸でも生きる」でも読みながら、「これは自分にはできない」と思う箇所が20くらいありましたが、この続編も結構、この展開はへたな推理小説よりも面白い(失礼)と思わされることの連続で、一気に読んでしまいます。こういうのを読むと自分もなんかやらねばという気になりますね。あと、日本て色々と問題はあるけども何も考えてなくてもそれなりに安全に平和にくらせるという意味ではいい国なんだなー、と思えますよ。おすすめです。


夢をつかむ法則 アニャンゴのケニア伝統音楽修業記
向山 恵理子

この人も凄いです。女人禁制であったアフリカの伝統音楽を習得したいなんて、普通は思わないでしょう。そこを名人のところに押しかけていって入門を許可させてしまうというこの情熱。しかもアフリカの言葉も覚えながらの修行ですから、、。人間やればできるんだなというのはこういうのを言うのでしょう。才能があるということもあるんでしょうが、全てを乗り越えるのはひとえに誰にもとめられない情熱であるということでしょうね。では、その情熱はどうやって持つんだ、ということになるわけですが。


放浪ニートが、340億社長になった!―世界90か国で学んだ人生を楽しむ仕事術
中村 繁夫

いわゆるレアメタル専門の商社を日本で初めて立ち上げた人の本です。3人のなかでは一番まとも、というかやはり動機が金儲けであるだけに、書いてあることはマイルドな印象です。といってもまだ治安が悪そうな中央アジアに単身乗り込んでいって山の穴のなかにまで入っていって鉱脈を確認し、山師を相手に交渉するわけなので、やはり体や金銭のリスクをとっているわけです。確かに儲かりそうですし、競合も少なそうですが、それだけハイリスクハイリターンな世界ということですね。

なんとなく、こうして日本人が海外で活躍しているというのはうれしいと感じると同時に、日本にひきこもっているよりも海外にでるほうが楽しそうだなという感じがしますね。

企業もグローバルに通用するような、独自の強みを世界で発揮できそうな会社の株は魅力的です。同様に、個人も世界で通用するような何かを模索する時期なんだろうなという気がしますね。

日本人というのは世界的にみても信用力があるみたいなので、個人にとっても世界でなにかをするというのは面白いことかもしれません。チャンスがあれば日本人となにかしたいと思っている海外の人も案外多いでしょうしね。

2009年12月7日月曜日

ひまわり証券の建玉制限変更に思う


ひまわり証券からメールが来て、なんでもオプションの建玉制限を200枚から50枚へと変更するらしい。なんでこの時期に?と思ったけども、よく考えてみるとこのところの日経平均の急上昇が原因なんじゃないかと・・。

つまりドバイショックまでの日経平均の下+IVが高くなったのでプットオプションが高くなりそのプットオプションの売りの人がぶっとんだのかなと。しかもその後の日経の1000円以上の急騰によって今度はコールオプションの売り手がぶっとんだと・・。

この急騰は予想できなかっただろうから10000コール10500コールをたくさん売っていたらこの4日で相当な損失になる可能性があると思う。しかしオプションの売り手にとってはこのような動きはほんと参る。

そういえば自分もコールを売っているのが現在踏み上げられ中だったりして・・。

というわけで12月も苦戦のスタートとなっとります。

また、ひまわり証券は以前にも相場が急落したときにオプションの建玉制限を引き下げたことがあったなぁ。そのときには自分も200枚以上のポジションを持っていて、主にコールばっかり売っていたのを思い出した。ファーアウトのオプションの売りは確かに簡単に儲かるのだけどもやられるときはとても悲惨なことになるので気づいたときには手遅れということになりやすい。FXのスワップ金利にしてもそうだけども、簡単に儲かる話というのは、イコール、結局大損してえらいことになる話ということがほとんどでそんなにうまい話はころがっていないのだなぁ。